尻を叩いて赤くあれ、腰が浮くぞ
ここんところ、ライブハウスにお世話になっています。
いわゆるバンド活動をしていたのはもう10年近く前のことですから、ここんところのお話は大人の戯れとでも言いましょうか、完全なる趣味の話になります。
でも大人になって思うのは、どうにもバンドメンバーとの都合が合わないなーということです。
当時一緒にやっていた彼等彼女等とまたバンドをやりたい、ライブをしたいと思い、この機会に改めて声を掛けてみたりもしたのですが、やっぱりそれぞれ家庭を持っていたりなんだりでどうにも都合が合わない。
都合というか、もうみんな楽器自体をやっていなかったりするので、そうなると改めて練習の時間を取りたいわけだけれど、その練習の時間もない、というわけです。
じゃあ誰か他の暇な人を探そうか、場合によっては新たに誰かに楽器でも始めてもらおうか、なんて思ったりもしますが、誰も彼もがそんな時間はない。
かと言って、今更知らない人と連絡を新たに取って「やりまっせ」なんてことまでしてやるほどの熱量もない。
ゆるーく戯れたいものだから、気心知れた彼等とまたやりたいとやっぱり思うのでした。
でももしかしたら新たな出会いに、素敵な出会いが待ってるかもしれない。
その可能性があることは重々承知しているつもりだけれど、フットワークはどうしても重たくなるものだなーと、大人になった今思います。
高校生のときって、物凄く人見知りだった僕ですけれど、どうしてもバンドというものがやってみたくて、知らない人にメールを送ってまでバンドメンバーを探したものです。
でも結局人見知りは人見知りとしてあるのだから、メンバーでせっかく集まってもろくに会話もできなくて、そのバンドはほどなくして自然消滅したりもしました。
それでもめげずにメンバーを集めようと奮闘した僕は、我ながらなんて偉いなーと思います。
それが今となってはどうですか。
腰が重たくて重たくてしょうがない。
できれば日常は変えたくないと思ってる自分がいます。
その癖なんかないかな、とどこかで思っている。
これでは良くないなーと思うわけです。
そう思ってのブログ書きでもあります。
重たい重たいなんて言ってる場合じゃない。
尻を叩くのである。
叩いて叩いてお尻が真っ赤になって、痛くって腰を下ろせなくって、常に腰が浮いた状態でいるくらいが僕には丁度良い。
でも疲れたら時には腰を下ろしたいのだから、やっぱり良い塩梅が良い。
何事も求められるのは中庸ですね。
おしまい