苦手なことに対して思うこと
誰にでも苦手なことってあると思います。
その苦手なことを克服するのか、それとも苦手なものは苦手なんだからと諦めてしまうのか、どちらを選ぶのかは実に悩みどころです。
きっとどちらを選んだとしても、良かったり悪かったりするのでしょう。
僕には苦手な人がいました。
なんというかウマが合わないとでも言いましょうか、そういう風にずっと思い感じており、上手く会話ができなかったのです。
んだけれども、半強制的な環境でその人と行動を共にしていると、不思議と打ち解けてきたのでした。
そしてあれよあれよという間に仲良くなってしまったのです。
多分その半強制的な環境がなければ、僕達は仲良くならなかったでしょう。
例えば学校で同じクラスの子、くらいの関係性であったならば、まず絡まないので、仲も深まらない。
せいぜい顔見知り程度の関係で学校を卒業していたことでしょう。
でも実際は仲良くなれるポテンシャルを秘めていた。
ともすると、もしかしたら最後まで仲良くならなかったあの同級生だって、環境さえ違えば仲良くなったかもしれない。
縁とは不思議なものです。
これは何も人間関係に限った話ではないでしょう。
スポーツが苦手である、という人は多くいらっしゃることと思いますが、一生懸命取り組んでみると意外と合っていた、なんてことがあるかもしれない。
もちろん最後まで合っていないと感じることもあるかもしれないけれど、それはやってみないことにはやっぱりわからない。
読書が嫌いな人も、数を読めば好きになるかもしれない。
ちっとも絵を描けないと夢諦めてる人も、毎日描いたらちゃんと上手くなるかもしれない。
ギターに憧れはあるがどうせ自分に楽器なんて弾けないさと腐ってる人も、実は滅茶苦茶才能があるかもしれない。
やってみないことにはわからない。
しかし、やってみてもダメだった、ということも往々にしてある。
だから多くは挑戦しないんだろうけれど、眠らせるのだって勿体無い。
僕には何ができて、何ができないんだろうなー。
おしまい