食べるのが遅い人が得られる3つのメリット(自主調べ)
僕は食べることが遅いです。
どれくらい遅いかというと、僕が牛丼屋さんで牛丼を食べ終える頃、周りのお客さんが2回くらい入れ替わってるくらいです。
これは別に自慢ではない。
申し訳ない気持ちもある。
お店の席数は限られているのだから、僕みたいなやつがいつまでも陣取っていたのではお店の利益に繋がらない。
そういう自覚はあるのだから、長蛇の列ができるようなお店には極力行かないようにしています。
後ろでは皆が待っていて、僕の席だけがなかなか空かないことにイライラが募ることと思うからです。
そしてそんなイライラの思いが僕の猫背に突き刺さり、僕は僕で居心地が悪い。
僕の居心地も悪けりゃ周りの気持ちも悪い。
ついでにお店側も困るのだから、僕がいる以上そこに幸せな人はいないということになり、申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです。
けれども、僕は食べるのを早くしようとは思っていません。
もちろんうっかり入ったお店が混んできたならば急いで食べることもやむなしだけれども、基本的には自分の物の食べ方を変えるつもりはございません。
どうしてかというと、食べるのは遅い方がいいだろうと思うからです。
それは決して「自分らしさを大事にしよう」とかそういう話ではなく、遅く食べることにはメリットがある。
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その1、食べてる間に食べた物がお腹に到達するので、無駄食いしにくい
人間にはいわゆる「満腹中枢」と呼ばれるものがあって、これが働くことによって満腹感を得ると言われています。
でもこいつが働き始めるのには少しばかり時間を要するものですから、一気に食べ物をかき込むと、満腹中枢が働き出す前に食事が終わってしまう。
そうして「うーんなんかまだ足りないな」と感じて、余計に物を食べてしまう、というわけです。
だからゆっくり食べて、ちゃんと満腹中枢を働かせる。
そうすると食べた分だけの満腹感を自ずと感じることが出来るであろう、という期待が持てます。
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その2、ゆっくり食べる=ちゃんと噛んで食べると食べた物が柔らかくなり消化しやすくなる
これはそのまんまです。
固形のまま食べ物を流し込むと、胃の中で物を消化するのにエネルギーを使います。
食事とはつまりエネルギーを補充するための作業であるはずなのに、それに余計にエネルギーを使っていたのでは世話がない。
例えばエネルギー10摂ったところエネルギー8使って消化していたのでは、残りエネルギーは2しかない。
でもちゃんと噛んで柔らかくして消化しやすくすることにより、消化に使うエネルギー量は減り、食事本来の目的が達成されやすくなる。
エネルギーをプラスにして、出来る限り元気いっぱい活動したい、と僕は思います。
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その3、血糖値が緩やかになる
人は食事をすると血糖値が上がりますが、血糖値の乱高下(グルコーススパイク)は脂肪と疲労を溜めると言われています。
出来る限り緩やかな坂道を作りたいのだけれど、これが早食いすると一気に上がります。
一気に上がると、急いで血糖値を下げようとインスリンというホルモンが分泌されるのですが、これが余分に分泌されてしまいます。
そうすると、一気に上がった血糖値が今度は一気に下がり、低血糖になる場合もあります。
上がって下がって、まるでジェットコースターのような曲線を描く血糖値数は身体に良くはない。
これを避けるには、なるほど、ゆっくり食事をすることが望まれる、というわけです。
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これらが遅く食べることによるメリットですが、もちろんデメリットもあります。
物が冷めやすいだとか、ぬるくなりやすいだとか、麺類が伸びるだとか、お連れ様を待たせるだとか。
だから時と場合によってはまあまあ急ぎ目に食べることもあるにはあるけれども、基本的には遅く食べることを良しとしています。
別に元々が遅いので意識して遅く食べてるつもりはないんだけれど、それが身体に良いというのであれば、せっかくだからこの食べ方を貫きたい。
なんなら実家のおばあちゃんよりも食べるのが遅いけれども、それでも良いこととします。
僕と一緒に食事する人はお付き合い頂いてすみません。
でも変えません。
ご了承くださいません。
せんせん。
おしまいせん