本は新品派だった僕が古本派に揺れ動いたとき

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たまにはなんかつらつらと日記みたいなものを書いてみようかと思います。

 

最近、本を読みます。

というのは何度も書いていますが、そうするとよく本を買います。

特に今月は、よく行く蔦谷書店でクーポン的なものが配られていたので、それにつられてよく買っていました。

 

僕がよく行く蔦屋書店は、コロナの影響か、以前は二つのフロアを使って営業していたのがいつの間にか一つのフロアだけになってしまいました。

それによってお店としての魅力は損なわれてしまったなーと、あしげく通う身としては少し残念な気持ちになりましたが、それと同時に、きっと大変なんだろうなーとも思いました。

きっと本が売れないんだろうなーって。

 

いや、実際のところはわからない。

わからないけれど、クーポンとか配っちゃうような工夫が見られる限り、相まってなんとなくそんな風に思ったのです。

 

だから、それにまんまと釣られるように、これまで以上に本を手に取るようにしてたのがここ最近の僕の読書ライフでした。

僕は僕で読書するし、あの蔦屋書店にはぜひ頑張ってほしいという思いが胸いっぱいに詰まっているのです(そして代わりにクーポンを使わせてもらう)。

 

ところが最近、出先で別の蔦屋書店に行きました(正確にはTSUTAYA?)。

そしたら古本も売られていたので、なんとなく見てました。

本当は僕は中古よりも新品派なので、別にそこで買うつもりはなかったのですが、100円均一コーナーがあったので見てたら、以前から読んでみたいと思っていた本が置かれていました。

 

へえ、100円ならいいか。

と思って気軽に手に取りました。

 

そのあともいろいろ物色してると、へえこんな本もあるのか、あれ?この本あれじゃん、こっちのこれもちょっと気になるな、といくつかめぼしいのがあったので手に取りました。

 

まあどうせ100円だしな、と思ってその時は5冊手に取りました。

 

で買ったんですが、500円(税別)だったんですよね。

いや当たり前じゃん、って思うと思うんですが、5冊買って500円か、安いな、とその時の僕はしみじみ思ったのです。

 

というのも、先述の通り、最近よく本を買っていたわけですが、新品で3冊とか4冊買えば平気で3000円とか4000円掛かったりします(本にもよるけど)。

実際今月はもう10000円以上本に使ってるので、それを考えると、あれ?古本ってめちゃくちゃ安いじゃん!ということに、体感的に気が付いてしまったのです。

頭ではもちろんわかっていたけれど、こうやって実際にお金を払ってみると、お財布へのインパクトって全然違うんだなと思ったのでした。

 

世の中の人はどんな風にお考えなのでしょうか。

新品派?中古派?

 

僕は別段綺麗好きというわけではないですが、どうせ自分の物にするならやっぱり新しいのがいいな、とこだわりないなりに思っていましたし、それによってお店にも貢献できるし、著者にとってもそれが望ましいんだろうとも思って、新品派だったのです。

 

だけれどもね、もうすでに出版された本が、不要とされて売られている。

誰かにとっては不要だったらしいが、僕にとっては必要だ。

ともするならば、もうそこで利害は一致してるじゃないか。

それに資源的にもいちいち本を増やす必要はないじゃないか(重版って意味で)。

これを買った方がエコじゃないか(しかも安い)。

と今は思ってる自分がいます。

 

まあそんなこと言ったら図書館で借りてきた方がいいんでしょうが、僕は軽く自分の図書館的なものを作るのを理想としてるので、なるだけ手元に置いておきたいのです。

図書館は言い過ぎかしら、せいぜい図書室ですか。

余談でした。

 

ただ僕自身、そこまで経済的に豊かではないので、正直そういう意味では中古が望ましい。

でもいつも行く蔦屋書店にも頑張ってほしい。

 

うーん。

 

フロアが二つの時はあそこにも古本置いてたのになー。

悩ましい。

 

おしまい