明日でいいことは明日やればいい

「明日やろうは馬鹿やろう」という言葉があると思います。

やるべきことを次の日に延ばすようなやつは馬鹿野郎だぜこの野郎、というようなニュアンスで語られるこの言葉は、確かに全うなことを言っているような気がします。

 

しかしながら、それと同じくらい「明日でいいことは明日やろう」という考え方だって大事なのではないかと思います。

別に無理して今日ではなくたっていい。

明日解決できることは、大丈夫、明日ゆっくり考えよう。

切羽詰っていないようなことはいつだっていいんだから、それだったら明日といわず明後日だっていいさ。

 

「三日坊主」という言葉もあります。

せっかく始めたことを早々とやめてしまうようなことを言いますが、この言葉も個人的には強過ぎるような気がします。

強過ぎるというか、まるでやめたことを責めてる気がする。

でも別にやりたくなくなったらやらなくたっていい。

やりたくない日だってあるさ。

一旦やめたっていいんだ。

でもまたやりたくなる日がきっと来るから、その時また改めて始めたらいい。

 

どこか、三日坊主でやめてしまったことはもうやらないと、決めてる人がいらっしゃるような気がします。

一度諦めたことをもう一回挑戦することは気が引ける、というような思いからでしょうか、またすぐにやめてしまうのではないかという恐怖心を抱く、という人もいるでしょうか。

 

でも別にまたやめたっていいのではないか。

やって、やめて、やって、やめてを繰り返すことのどこが悪いのか。

やりたい時にやって、やりたくない時にやらない、ただそれだけの話なのに。

 

もちろん続けることの重要性みたいなものもあります。

毎日欠かさず続けることによって、その小さな積み重ねが大きな変化を生む。

確かにそうやって成長していけたならばそれは大変素晴らしいことだけれど、その素晴らしさに憧れて捉われて身動きが取れなくなってる人はおるまいか。

 

素晴らしくなくたっていい、泥臭くたって構わない。

3歩進んで2歩下がったっていい、大丈夫、1歩は進んでるから。

 

と自分に言い聞かせる思いでありました。

 

おしまい