『星のカービィ ディスカバリー』を終えて
ここんところ『星のカービィ ディズカバリー』というゲームをしていました。
カービィシリーズはそこまで多くはやってきてなくて、過去作と比較して面白いかどうかというのはわからないんだけれども、なかなか難しくてやりごたえのある作品でした。
というのも、これは偏見かもしれませんが、もう少し子供向けに作られたゲームかと思ったのです。
確か『星のカービィ スターアライズ』というゲームもやったことがあって、そっちは比較的易しめに作られていて、あっという間にクリアしてしまった記憶があります。
だから、カービィって可愛いんだし、子供がやることを前提に作られているんだろうなーなんてどこか思っていたんですけれども、『ディスカバリー』は違いましたね。
どのように難しいかと言ったら、純粋にボスが強い。
基本二人プレイで進めたのですが、二人でボコボコにしてもなかなか削れず、これまでのカービィとは様相が違うなーということをたびたび感じました。
一定のダメージを与えるとパワーアップする様は、なんだか『ダークソウル』シリーズを彷彿とさせるものでした。
ステージに施された仕掛けも多種多様で、謎解き要素があったり、純粋にプレイ技術が必要だったりで、アクションゲームとしての作り込みも深い。
しかしそれでいて、難しい場面は「リトライ」もできたりするのだから、そういうところはプレイヤーに優しかったりもして、お子さんがやることにも配慮されているように感じられました。
コピー能力は12種類しかなく、シリーズの中でもかなり少なめなんじゃないかと思います。
けれども、それぞれの能力を進化させることができるので、その分縦に幅が広い。
例えばソードだったら3段階進化させることができるので、同じソードでも4種類の能力がある、という風に考えられるわけです。
デザインも凝ってて可愛いし、動きも合わせてお気に入りの能力にセッティングする楽しみもありますね(例えばソードを吸い込んでコピーしたときセッティングしたソードの能力を得られる)。
他にも、これまで「スリープ」と言えばただ眠ってしまうだけのいわば「お邪魔能力」だったと思うのですが、進化させればとある能力が得られるので、今回はスリープさえも実用的です。
能力とはまた別に、アイテムを使ってHPを増やすこともできたり、攻撃力などを一定時間アップさせることもできます。
そういう要素も上手く使えば、強くて敵わなかったボスにも太刀打ちできるようになるかと思いますので、アクション初心者にも安心設計です。
興味がありましたらぜひぜひ。
おしまい