正直ビビるけど文章を書きます

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らんらんらん。

 

しかしながら、文章が上手になりたいったって文章にもいろいろあります。

こうやって日記っぽく(?)書く文章もあれば、小説のように物語を紡ぐための文章もあります。

学術書のように何かを説明する文章もあるし、コミュニケーションを円滑にするためのライトな文章もある。

 

そう考えると僕は文章で何がしたいのかっていうのは自分でもよくはわからないのですが、少なくともブログで小説を書いてやろうってわけではないことはわかります。

ともすると、小説を読んで「自分の文章と全然違うな」と悲観的になる必要はないかな、と少し思います。

もちろん参考にできるところは参考にしたいですけれどもね。

 

……………

ところで、文章力って意味があるのかしら、なんて思う人もいるかもしれません。

今は文章よりも動画っしょ!動画の時代なんだからトーク力とか鍛えるべきっしょっしょ!なんて思ったりもするのではないでしょうか。

 

確かにそういう時代の流れではあるし、それによって求められる能力というのもある程度変化してきてるとは思うけれど、しかしながら、文章力というのはいつまでも変わらず求められるものだと思います。

だって僕達人間の会話というのは文章で成り立っているからです。

より語彙力が多い方が自分の気持ちを正確に伝えられるし、咄嗟の文章力があるほうが相手を諭しやすくなると思うのです。

 

もとより、頭の中だって言葉でできています。

考えるということは文章的です。

映像で物事を考える場面もあるだろうけれど、ほとんどの人が普通母国語で考えると思います。

ということは、語彙の豊富さとか文章力の違いによって、頭の中で行われる思考の幅というのも当然変わってくると思うんですね。

小学生レベルの語彙と文章力しかなかったら、頭の中も小学生レベルのことしか考えられないと思うんです。

 

それでは少し世界が狭い。

 

……………

生徒「先生、トイレ!」

先生「先生はトイレじゃありません!」

なんてやり取りはあまりにも有名ですか。

 

日本はよく言われるようにお察しの文化がありますから、生徒の言うように「先生、トイレ!」でもその文脈で何を言わんとしてるかは当然わかります。

でもそれで良しとして育ってはいけないと思うのです。

それで育ったような大人が、誰かの上司になったときに、曖昧な表現で部下に指示を出し、いろいろおかしなことになるのだと思います。

 

前にホリエモンがなにやら抽象的なことを言って、それに対してのコメントで「それってこれこれこういうことですか?」というような質問が来たときに、「話の流れでわかるだろバカ」みたいなことを言ってる場面を見たこともあります。

言葉を削ぎ落として、自分の中で完結してることを言うのは確かに簡単だけれど、それが相手に正確に伝わるかっていうのはわからない。

ややもすると反対の意味として伝わることもあるんだから、誤解されたくないのなら多少面倒臭くともちゃんと言葉で伝えるべきなんじゃないかしら、なんて僕はそれを見て思いました。

逆に面倒臭くなってない?って。

 

僕自身、良かれと思って送った言葉が反対の意味に取られて、相手を怒らせてしまったことがある。

あれにはとても反省しました。

 

……………

そう考えると、このブログで書くことだって、かなりの部分を勢い任せで書き殴っているので、どこかで誤解が生まれているのだと思います。

一応自分なりには一生懸命考えながら書き殴っている(って言うと矛盾するのかな)つもりですが、どこかでやっぱり落ち度はあるのでしょうね。

 

誰かを傷付けてはいまいか。

わたしの知らないところでわたしに傷つけられてはいませんか?と歌ったのはチャットモンチーのえっちゃんですが、今の僕もえっちゃんです。

 

だけれども、誤解を恐れていたらなんにも書けないと思うから、ビビりながらも書いています。

実は結構ビビってます。

 

ビビってるし、書くたびに「下手くそだな」って思うけど、それでも書くのは文章を好きでいたいから。

僕の書いた文章を誰かに読んでもらって何かを感じてほしいから。

誰かに何かを思わせるってことは、きっと誤解も生まれるだろうし、反対意見の人にも出会うだろうし、その思いは良くないものである場合だってあるだろうから、やっぱりビビる。

 

前にBUMP OF CHICKENの藤原さんがライブか何かで「新しいことをやろうとするたびにビビる」って言ってましたが、今の僕も藤原さんです。

 

さしずめ僕は藤原えっちゃんです(誰

 

 

君は何ちゃん?

 

 

欽ちゃん?

 

 

ちゃんちゃん?

 

 

ちゃんつぃー?

 

 

僕はまっしー。

 

 

おしまい