わずか数秒で壊れる23時間59分の世界
連日、大変お暑いですね。
これが温暖化というやつでしょうか。
少し前に、温暖化って本当にあるのかな?と考えたことがありました。
温暖化ってあるのかな?というか、本当に人間のせいで温暖化してるのかな?という疑問を抱いたことがあったのです。
というのも、地球というのは、約138億年前にビッグバンが起こり、約46億年前くらいまでになんやかんやとあった後に今の地球の原形ができたと言われています。
億とか言われてもピンと来ないと思いますので、0の数で見てみましょうか。
ビッグバンが約13,800,000,000年前で、地球の成り立ちが約4,600,000,000年前です。
日本のサラリーマンの生涯年収は2,000,000,000円と言われてたこともあると思いますが、要するに世の中のほとんどの人が一生かかっても現実味を帯びないのが「億」という単位です。
さて、今は西暦2021年です。
200年くらいさかのぼればまだ江戸時代ですし、第二次世界大戦はほんの80年ほど前のことです。
こうやって見ると、地球の歴史のスケールの大きさがよくわかると思いますが、ともすると、前にも温暖化ってあったんじゃないのかしら?と考えたことがあったのです。
例えば氷河期って何回か来てますよね。
実際僕達ホモ・サピエンスが生きてる時代にも来たらしいですし、恐竜の絶滅は氷河期が原因だ、という説もあったかと思います。
そんな風に、地球規模における超自然的な変化ってこれまでにも何回かあったんじゃないかな、なんて思ったのです。
そしたらじゃあ温暖化ももしかしてあったんじゃないかな?なんて素人ながら考えたわけです。
例えば地球の誕生が46億年前と定義しましょう。
その長い長い歴史の中で、大きな大きな季節的な変化ってなかったのかしら?なんて考えました。
というのも、1年の間に四季があるように、長いスパンで起こるとてつもないスケールの四季もあったりして、なんちゃって、と思ったのです。
例えば1000年単位で起こる変化があるかもしれないし、1万年単位で起こる変化もあるかもしれない。
氷河期の時期を把握していませんが、じゃあ氷河期が長いスパンで見た時の大きな冬だとしたならば、その反対の温暖化期があってもおかしくはないのではなかろうか、と。
今地球が大変お暑くなっております。
それは果たして過去にもなかったのでしょうか。
という発想です。
……………
ただ、もちろん人は増えていますし、自然も破壊されていますし、「今の人口では地球が2個必要」なんて言われて久しいですし、実際地球の危機が迫ってるのかもしれません。
地球の歴史を仮に24時間でたとえたとするならば、人類の歴史はたかだか数秒という話もあります。
そのわずか数秒の間に、23時間59分の中で育まれた雄大な自然があっという間に破壊されていると考えると、なるほど、僕達人間は地球にとっての病原菌なのかもしれないな、なんて悲観的にも思ってしまいます。
そしてそういう観点から見ると、確かに温暖化は僕達のせいなのだろうな、と今なら思うのでした。
これから僕達は何をして、地球はどうなっていくのでしょうね。
にゃむ。
おしまい