ぼくがかんがえたこぺるにくすてきてんかいてきなかっきてきなあいであ(並列を直列に)
やりたいことが多いなら直列にしたらいいじゃない。
そんなナイスでクールでスマートなことを思った僕は、1ヶ月に1個集中して取り組むという極めて画期的なアイディアを思い付きました。
……………
やりたいことが多くて、そのどれかをやっているとき、そのどれかをやっていないということに焦りを感じる、というのが前回の僕のお話でしたが、それは要するに頭の中でやりたいことが並列的に並んでいたからに他なりません。
というのも、
今―――――――――――――――→未来
楽器
読書←今これをやっている
歴史
地理
英語
絵画
↑でも全部やりたい
こんな状態だったわけですね。
でもこれを
今―――――――――――――――→未来
楽器、読書、歴史、地理、英語、絵画
↑今はこれ
という風に直列させたらいい。
頭の中でこれをはっきりさせることによって、「今はこれをやる」ということが明確になるので他に気が散らなくなるであろう、という発想です。
そんなコペルニクス的転回的なことを思い付いた僕は早速取り掛かってみることにしました。
最初は1時間とか、時間で刻むことを考えました。
例えば1時間楽器を弾く、次の1時間は読書をする、という具合に。
でもこれは結局対象の切り替わりが早い上に多過ぎて、集中、というか注意が散漫になるような感覚がありました。
それに「次は何をしよう?」という選択にも意志力を使うし、かと言って順番を決めたら決めたで時間割感が否めない。
そういうきちっとした生活はあまりにもゆとりがないのでつまらない。
これでは本末転倒です。
だから1ヶ月単位なんかいいんじゃないか、と考えました。
今丁度10月に入ったところなわけですが、じゃあ10月はこれ、11月はこれ、12月はこれ、という風に一月に1つマスターしていく。
この「マスターしていく」というのも何気に重要で、1個に特化して取り組むことによって、より身になるのが早いのではないか、という期待が持てます。
1日に何個も詰め込んで疲弊するよりも、一つひとつ1ヶ月掛けて丁寧にマスターしていく。
そうすると1年で12個ですから、来年には12個のマスタークラスが出来上がる、という企みです。
面白くないですか?
僕は面白いと思います(そうですか
もちろん、便宜上「マスターする」とは書きましたが、何事も1ヶ月でマスターするなんてことはありえないでしょう。
いいとこ二流です。
いや三流かも。
でも取っ掛かりとしては十分かな、という風に思っています。
1ヶ月取り組んでみて、もしかしたら「あ、僕はこれが好きかもしれない」と気付くかもしれない。
そしたら自分の気持ちに素直になって、それだけに集中して取り組んでみてもいいでしょう。
でも相変わらず他のことにも興味関心を抱くかもしれない。
それならばそれをやっぱり放ってはおけないんだから、いつまでも1つにかまけてられない。
つまるところ、
極めたい、でも広めたい
そんな両立しない気持ちの妥協案が「1ヶ月に1つやる」というものです。
どう転ぶかはわかりませんが、個人的には1年後が楽しみだなーと非常にポジティブな気持ちで満ち満ちています。
焦る必要はないし、楽しいし、未来に期待も持てる。
素敵やん?
おしまい