僕がブログを書く理由

僕は思い出が好きです。

懐かしいっていう気持ちも好きだし、あの日あの時感じた気持ちを大事にしたいなーなんて思ったりしています。

 

そこで考えたのがブログという存在です。

こうした媒体を使って、その日その時感じた気持ちを文章化することによって、その気持ちはより明確に心に残り、忘れたって構わない、文章を振り返ればまたその思いを出すことができるのではないか、という企みです。

 

SNSが主流の昨今、今更ブログを選ぶ理由は一体なんなのか。

ブロガーだなんて言ったら、情報をまとめて広告費を稼いでいる、なんていう印象が強くなってしまった時代ですが、元来の意味は「weblog」、つまりウェブ上の記録です。

何を記録するのか、というところで人によって使い方が違うだけなのであって、僕は思い出とか気持ちとか感じたこととかを記録しておきたいなーと考えたのです。

 

いやそんなことはSNSでもできるじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、例えばこういう文章はなかなか難しい。

もちろんサービスによってはできるだろうけれど、Twitterなんかでは長文を書けないので、一気にその気持ちを書きたい時には不向きだし、Instagramでは当然こんなノリは求められてはいない。

noteという手もあるけれど、実際使ってみたら、今度は逆に「文章を書く場」という気配が漂い過ぎてて、変に気構えてしまう自分がいて思ったような文章を書けませんでした。

いろいろ試してみた結果「ブログ」という媒体がやっぱり居心地が良いかしら、という気持ちの結論に至り、こうして筆を執っているのです。

SNSよりブログの方が振り返りやすい、という利点もあります。

 

にしたって思い出なんていう記録は勝手に日記でも書いてればいいじゃないか、なんでわざわざブログに書いて公開するんだ?なんてお節介な人がまだいるかもしれませんが、公開する理由は「人様に見られる方が面白かろう?」と思うからです。

一人で日記を書いてた時期も確かにありますが、どんなに面白いことを書いても読むのは僕だけなんだし、誰にも読まれない前提で書くとそれは箇条書きでいいような気もするし、そもそもそんな文章に面白味も生まれない。

書いててつまらないわけでもないが、面白くもない。

 

人様に見られる公共の場において文章を書くからこそその思いに魂が宿るのであり、書くからにはなんか面白いこと書きたいなーとか思っちゃう。

それがマイナスに働くこともあるのだろうけれど、面白いこと書いてる時の方が僕も面白い。

一人でギターをジャンガジャンガ弾くのだって別に面白いが、やっぱりバンドを組んでライブをすればそこにはまた別の楽しみがあるように、文章だって一人で書くより読んでもらう方が面白いと僕は感じるのです。

 

それを前提にして、僕は僕で思い出やら何やらを書いていきたい。

何かの感想だったり、これは忘れておきたくないと感じるようなことの文字通りの記録も残しておきたい。

そういうことを読み応えあるように書けたらいいなーと思っています。

 

というのも、まだまだ試行錯誤の段階で、まだまだ練習中です。

本当にしょーもないことを書くこともあるとは思いますが、それでもよければ何卒宜しくお願い致しますおさん。

 

おしまい