映画好きの端くれによる掻い摘んだ映画談義
へば。
せっかくなので、僕の本棚に収められたいくつかのものを紹介しようと思います。
紹介することによって何が得られるか、それは僕のドヤっと感です。
要するにちょっと自慢したいわけなのである(ドヤ)。
と言っても、映画関連のものになるので、映画に興味がない人にとってはゴミ同然かもしれない。
でも僕にとっては宝物のように大事なものなので、どうかゴミ同然だなんて言わないでほしいと願います。
いってみよう。
じゃん。
僕が映画が好きだったピークはもう数年前になってはしまうのですが、好きな映画は今でも変わらず愛でたい。
そういうようなものがここには収められています。
右に並ぶはご覧の通り、映画のDVD・BD群です。
ぼくのだいすきないんたーねっと(棒)でいくらでも映画は観られる時代だけれども、これは手元に置いておきたいなっていうお気にのものが置かれています。
と言っても、スターウォーズのボックスは勢いで買ったし、ダークナイトライジング(ライジズ)もマタニティーハイみたいなノリで買ったので、今でも好きかって言われると正直うーんって感じではある。
まあ詳しくは後々。
画像左に立ち並ぶは、映画のプログラム(一般的にはパンフレットと呼ばれるもの)です。
一時期はホイホイ買っていたのですが、ここ最近は本当に好きだと感じた映画のだけ買うようにしてます。
一般的にはどんなもんなんでしょうね。
ちなみによくプログラムを買うって人はわかると思うのですが、中には面白い作りになってるプログラムもあったりします。
例えば『アルゴ』。
ベン・アフレックが監督及び主演を務めた映画ですね。
アカデミー賞では監督賞にノミネートすらしなかったのに、作品賞はちゃっかり受賞しちゃったっていう摩訶不思議な映画です。
このプログラムの何が特殊かと言うと、一見ただの横長の冊子に見えるのですが、一ページごとにページの大きさが違うんですね。
だからなんだってこともないんだけれど、こういう一工夫でぜひ遊んでほしい。
おしゃれを極めてほしい。
一番好きなのは、このプログラム。
『タイピスト』
タイピングのチャンピオンを目指すっていうスポ根系の映画なんですけど、プログラムがそのタイプライターの形になってるんです。
一見どこからページがめくれるのかわからないと思いますが、ここが開きます。
なるほど、タイプライターの用紙のようになってるわけですね。
こういう遊び心があるのはいいですよね。
映画自体は一般的には全く知られていないと思いますが、普通に面白いので「なんだかおしゃれでカワイイな」と思った人は、観て損はないと思います。
ぜひぜひ。
……………
ところで、僕が映画館に足しげく通うようになったのは、確か2010年くらいだと思いますから、それ以前の映画は映画館で観れてなかったりします。
だからそれまでの映画のプログラムってあんまり持っていなかったりするのですが、たまに古本屋に行くと昔の映画のプログラムがあったりします。
そういうものを見付けてはお宝発見!ってなもので、少しずつ買い揃えていったものもあります。
例えばこれ。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』
『ラストエンペラー』
どちらも言わずと知れた名作ですね。
『フォレスト・ガンプ』は、何かで「アメリカの歴史をなぞった映画なんだから日本人が「面白い」というのはおかしい」みたいな謎の文言を見たことがあったのですが、そんなことはお構いなしに僕は面白かったです。
『ラストエンペラー』は文字通り、中国の最後の皇帝の人生を描いた映画です。
坂本龍一さんが作曲に参加していて、アカデミー賞の作曲賞を受賞したことで有名ですね。
しかも本人も映画にちょこっと出ています。
……………
次にこれ。
『ターミネーター3』
シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー繋がりの2作品。
言わずもがな、別に『ターミネーター3』は好きってわけではないし、『ターミネーター2』の方が断然喉から手が出るほどほしいってものですが、まあ見付けてしまったので、安かったし記念に買ったのでした。
ま、映画自体は公式でなかったことになっちゃいましたけどね。
HAHAHAHAHA!!
『ラスト・アクション・ヒーロー』は結構好き。
子役の子は『ビッグ』にも出てましたね。
今何やってるんだろう。
……………
次にこれ。
『フック』
どちらもスティーブン・スピルバーグ監督作品ですね。
『ジュラシック・パーク』は小学生のときから大好きな映画なので、このプログラムを見付けたときは滅茶苦茶嬉しかったです。
『フック』は、ピーターパンが大人になった後のお話の映画です。
こちらも子供の頃によく観てた映画で、当然のように手に取る。
……………
最後にこちら。
『スター・ウォーズ』
もはや説明はいらんでしょう。
この2作品のプログラムが、なんとなしに入ったリサイクルショップ(?)にしれっと置かれてるなんてことが、かつてあったでしょうか、なかったでしょうね。
僕は大変な幸運の持ち主だったと思います。
『スター・ウォーズ』は、初期のタイトルはそのまま『スター・ウォーズ』です。
エピソードなんたらとかっていうナンバリングもないし、ジェダイのなんたらとかっていう副題もない。
『スタンド・バイ・ミー』は僕の指折りの好きな映画です。
だから、何よりも見付けられて嬉しかったです。
……………
もちろんまだまだほしい。
もっといっぱい昔の名作を見付けたい。
なんでもほしい。
『エイリアン』とか『グレムリン』とか『グーニーズ』とか『E.T.』とか『ゴッドファーザー』とか『2001年宇宙の旅』とか『ゴーストバスターズ』とか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とかetc...
そう考えると、映画熱のピークは過ぎたけれど、まだまだ僕は映画が好きなんだなーと思います。
……………
さて、長くなってきたので簡単にDVD・BDの話をば。
これで全部ではないんだけれど、特殊なケース系はこの辺かな。
『スタンド・バイ・ミー』は確か公開25周年とかを記念したBDボックスだったかと思います。
ブックレットも付いててファンにはたまらない一箱でした。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は3作品揃ったボックスですね。
僕がよく観てた「テレビ朝日」版の吹替えが初めて収録されたディスクってんで、結構話題になったような記憶があります。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』はなんだかよくわかんないけど滅茶苦茶はまった映画で、確か映画館で4,5回観たように記憶しています。
そのうち1回は、東京旅行中に思い付きでIMAXで観ました。
ちなみに僕は宮城県民です。
『ジョーカー』は久しぶりに「ディスク買おう」と思った作品です。
僕の唯一の映画友達の彼は「暗過ぎる」ってこの映画をそこまで評価していなかったのですが、僕は実はかなり好きです。
これほどまでに完璧に、一人の人間がジョーカーに仕上がる様を描ける人がどれくらいいるか。
いや、内容は確かに暗いし、人それぞれ持ってるジョーカー像ってものがあるからね、それを考慮すると意見が割れるっていうのはとてもよくわかるんだけれど、でもあの最後みんなにはやし立てられながら笑顔のメイクするシーンとか最高じゃない?(ネタバレ防止)
完璧過ぎて僕もニヤッとしたもん。
そのお隣は『ダークナイトシリーズ』の3作品が揃ったやつですね。
なんかいろいろ付いてたと思います。
この映画は、当時まだ宮城県にはIMAXシアターというものがございませんでしたから、わざわざ東京まで行って観た映画です。
だって『ダークナイト』が最高だったから、その続編と聞いたらいてもたってもいられないじゃないですか。
新幹線でブーンって行って、ブーンって帰ってきて、次の日にも宮城で再鑑賞した思い出があります。
別段変な映画ではないけれど、どうしても『ダークナイト』と比べられちゃって見劣りされがちな不遇の映画。
僕は言うほど嫌いじゃないし、最後は号泣した。
でもちょっと当時はうかれ過ぎたなと今では思います。
その隣は『スターウォーズシリーズ』のエピソード1~6が収録されたボックスですね。
ぶっちゃけて言うと、僕はこのシリーズの何がそんなに評価されてるのかわからないです。
それに伴って「評価しなくては」みたいな空気感も好きではない。
でも僕個人としては、まあそこそこに普通に好きな映画ではあるので、6作品まとめたボックスが出るというタイミングで、一応こうして手元に置いておいた次第であります。
そこから先は集める気にならない。
隣『ソーシャル・ネットワーク』。
Facebookを作った男マーク・ザッカーバーグの映画ですね。
と言っても、事実はあくまでもベースとしつつ、ドラマ部分はだいぶ創作の入った映画なので、これを見て「へぇーマーク・ザッカーバーグ最低だな」と判断するのは早計ですのでご注意を。
この映画の個人的に好きなポイントは、マーク役のジェシー・アイゼンバーグ君が最高に魅力的なところです。
それだけで気に入ったと言っても過言ではない。
ので多くは語れない。
もちろん映画としての質も高い。
おまけに。
『ダークナイト』
これはamazonの数量限定のスチールブック版です。
このスチールブック、滅茶苦茶格好良いんですよね。
普通のDVD・BDケースがしょぼく見えちゃうので、出来れば全部このスチールブック仕様で揃えたいなーと思うところではあるのだけれど、いかんせん数量限定なので揃えるのが難しい。
特に最近は「スチールブックかっけー」とみんなが気付き始めてるので、評価される映画ほどあっという間になくなる。
最近だと『ジョーカー』のスチールブックがほしかったんだけれど、一瞬でした。
おまけに2。
ダースベイダーは出来が良かったので思わず手に。
ジョーカーのストラップはガチャガチャにて。
本当は、最後にバットマンに捕らえられたときのぶら下がり仕様のがほしかったんだけれど出ませんでした、残念。
……………
というわけで、かつてないほどの長さになってきたので、いよいよこの辺で終わりにしたいと思います。
大ボリューム、楽しんでいただけたでしょうか。
え?
なになに?
長過ぎてちゃんと読んでない?
そうだね、長過ぎたね。
でも一生懸命書いたんだからちゃんと読んでほしいな。
ちなみに例の本棚は、こうして猫が乗ってもびくともしないほど頑丈になりました。
あくびをする余裕すらあります。
……(変なの)。
以上、現場からでした。
ノシ
おしまい