本棚がたわみ前傾姿勢になってきたので補強してついでに地震対策もしてみた(DIY)

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すこぶる快調です。

 

さてさて、2日ほどブログを置いてみたわけですがいかがお過ごしでしたでしょうか。

2日もあればなんでもできるってもんですが、僕は少し家の本棚を改造して遊んでいました。

 

まずこちらをご覧ください。

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この棚は、正確には本棚として売られていたものではないのですが、デザインが気に入ったので本棚として僕は使っていました。

インテリア的にも良し、本じゃなくて小物を置いたっていいんだから、なかなか良い買い物をしたなーと思っていたのですが、ある日、妙な圧迫感を覚えたのです。

 

なんだろう。

少し部屋が狭くなったようなこの感じ。

 

そう思って棚をまじまじと見てみたら、前に傾き始めてることに気が付いたのでした。

許容総重量を超えてしまったのか、見る見るうちに板がたわみ、棚全体がどんどんと前傾姿勢になってきてたのです。

 

壁に目いっぱい寄せても、こんな感じで隙間が開く始末。

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この症状が確か棚を買って2か月もしないくらいで兆候が見られたので、これはいかんと。

このままでは地震なんて来た日には一気にこれ全部持っていかれるぞ、という懸念を抱いた僕は2つの選択肢を考えました。

 

まず1つは、そもそもこの棚は本棚として売られていたものではないのだから、潔く諦めて新たに本棚を買う、という選択。

そしてもう1つは、この棚を補強して無理やり本棚として使ったろ、という選択です。

 

何気に悩みました。

いろいろ探してたら「あ、この棚も良さそう」「こっちも良さそう」という具合に目星をつけた棚もあったので、そっちを新たに買っても良かったのですが、でもそしたら今ある棚はどうすんべ?という非常にシンプルな問いが立ったのです。

 

結果、捨てるのも忍びないし、こいつをアップグレードして使い倒すことがこの棚を買った者としての物への誠意であり礼儀だろうという発想に至り、後者を選びました。

 

……………

しかしながら、補強するといったってどうしたものか。

この辺りも考えました。

 

そして思い付きました。

 

棚の後ろに木の板みたいなのを張り付けて、前傾姿勢にならないよう補助器具的な物を作ろう、と。

まるで傾き始めた木の枝に添え木をしてやるかのように、まるで骨が折れたところにギプスでもするかのように、もうあんたこれ以上へこたれたらあかんよ、っていう心の支えを1本、いや、2本くらいぶっ立ててやろうと考えました。

 

そして出来上がったのがこれです。

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どうですか。

まるで新たに背骨が2本増築されたかのような頑強さを誇り、猫背に曲がった背中は無事矯正されました。

これでこの棚はもう前かがみにならない(と思う)。

 

更に板がこれ以上たわまないように、1段につき3か所を補強するという安心設計。

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特に一番下の段は一番重量が掛かるので、抜かりなく、大きめの補強具を添えてやりました。

 

 

で。

 

 

これを2棚分作りました(どーん)。

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ああ、疲れた。

 

……………

いやちょっと待て、上に突き出てる部分くそダサくないか?と思ったセンスの塊のような人もいるかもしれません。

でもそこだって僕はちゃんと考えたんだ。

そもそも確かにフラットに木を切った方がいいかな、とは思ったんだけれども、しかし待てよと。

これはこれでビス(ネジ)とかぶっさして何かインテリア的な物を飾ってもよかろう、と思ったのです。

 

いかんせん賃貸ですから、壁にはあまり傷つけたくないじゃないですか。

その点、この木の板は僕の板ですから、どれだけ穴を開けたっていいわけです。

そしたらなんでも施しようがあるってもんです。

 

更に言うと、全然狙ってはいなかったのですが、木の板の高さのところに白い板が横に伸びてると思います。

これは、例えばハンガーとかを引っ掛けられるように設計されているもので、上には隙間があるのです。

 

こいつを使わない手はないな、と。

 

僕は、「確かに本棚自体は頑強になったけど、地震で倒れたら嫌だな」と思っていたので、板にネジを貫通させて壁と棚をくっ付けてやろうと思っていました。

つまり、賃貸で傷付けたくないとは言ったものの、地震対策のためには、壁に穴を開けることも辞さない覚悟を持っていました。

 

ところが、期せずして板の高さとそのレールの高さがほぼ一緒だったので、こいつを使ってまた一工夫考えたわけです。

クランプみたいなもので固定できたらいいのですが、いかんせん挟み込む隙間が広くないので、一丁作ることにしました。

 

まずこういうのを用意します。

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そしたらネジでフック形に連結させます。

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そしたらこれを木の板にビスで止めて、さっきのハンガー掛けに引っ掛けてやるわけです。

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完成。

 

想定よりもレールの溝の深さがなく、かなり浮いた状態にはなってしまいましたが、まあまあこれで良しとしましょう。

これで壁を傷付けることなく、本棚の地震対策は完了したのでした。

 

もちろん想定外の地震が来たらこんなのはひとたまりもないでしょうが、ないよりはましでしょう。

 

ひとまず、めでたしめでたしです。

 

……………

ちなみにこれらが僕の本です。

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人に見せるにはこっぱずかしい本もあるのですが、まあとりあえずちゃんと読んでまっせってことで。

 

ちなみにkindleなるものも積み重なってますが、ほぼ使ってません。

電子書籍は僕には合わなかったので。

余談でした。

 

……………

以上、唐突にDIYでした。

内容に関しては素人のDIYなので、ガチ勢の方はご容赦ください。

 

でも誰かの何かの参考になったら幸いです。

 

ではでは、また書きますのでそのうちにー。

 

ノシ

 

おしまい